ゴーヤ(にがうり)【美肌食材・食品】
ゴーヤの効能や効果についての紹介。
ゴーヤ(にがうり)は栄養成分も豊富に含み、美容や健康のために役立つ野菜素材として知られていますが、苦瓜(にがうり)とも呼ばれているように皮に苦味があり、料理の食材としては敬遠される方も居られます。 しかし、美肌効果も抜群に期待できる食品なので是非食べていただきたい野菜の種類のひとつです。 |
ゴーヤチャンプルーは美肌料理
ゴーヤの食べ方として最もポピュラーな料理法は、沖縄料理として人気の高いゴーヤチャンプルーだと思いますが、調理に一緒に使われる豚肉や卵といった食材にも、お肌にとって良い効能をもたらす栄養素が多く含まれているので、美肌作りにとっては魅力的なメニューと言えます。
ゴーヤ料理
また、ゴーヤを使ったその他の調理法として天ぷら、酢の物、おひたしなどにしても美味しく食べられますし、サラダ、漬け物、ピクルスなどは簡単なレシピで作れるので、普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?料理をする際の下ごしらえとして、塩を少々ふって5分ほどおいてから、絞るといった下処理をしておくと、ゴーヤ独特の苦味は薄まります。
ゴーヤの栄養成分と効能
ゴーヤの栄養成分として注目すべきポイントは【ビタミンC】の含有量がたいへん多いということと、なおかつゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくいので、肌をみずみずしく保つ効果が期待できますし、紫外線によるシミ・ソバカスなどの予防にもなり、美白・美肌作りのためにも良い食べ物です。
ローカロリーで健康や美容に効果的
ゴーヤも多くの野菜の種類と同じく、成分の殆どが水分から構成されておりローカロリーな食品ですが、食物繊維、ビタミンB、ビタミンE、カロテン、カリウム、カルシウム、ビタミンK、葉酸といった健康や美容に効果的なビタミン類やミネラルなどの栄養素も含まれています。
ゴーヤの苦味成分
ゴーヤは特徴として独特の苦みが挙げられますが、これは果皮に含まれる【モモルデシン】という苦味成分で、モモルデシンには胃腸を刺激して消化液を分泌させ食欲を増進するといった効能がある他、血糖値を下げる働きがあるとも言われているので、糖尿病などの予防・改善に効果が期待出来ます。
ゴーヤの成分を利用したサプリメントやゴーヤ茶
ゴーヤには【シトルリン】というアミノ酸の一種である成分が含まれており、肌の保湿効果が高まるといったことや、抗酸化作用があるので活性酸素を除去し、動脈硬化など生活習慣病の予防に貢献するとされていることから、ゴーヤの成分を利用したサプリメントやゴーヤ茶なども市販されています。
肝臓が原因の美容への悪影響
肝臓の働きとしては、新しい栄養素を体に取り入れ、老廃物を処理して排泄するといった栄養素の代謝をすることや、脂質の消化を助ける胆汁の分泌、アルコールや有害物質を分解するといった解毒作用などの役割りをしてくれています。しかし様々な原因で肝臓の機能が低下すると、健康面だけでなく美容に関しても悪影響が生じやすくなります。
肝臓が弱ることで生じる、美容を損なう具体的な症状としては、「肌が荒れる」「シミができやすくなる」「顔がむくむ」「髪がパサつく」といった現象です。これらは身体の疲れがひどくなった時に起き易い症状ですが、慢性的に続く場合には単なる疲れではなく、肝臓が弱っているシグナルかもしれませんので注意しましょう。