しわになる原因
シワになる原因についての解説その他を紹介しています。
しわになる原因にはさまざまな要因が考えられますし、顔の中でも目元・口元・おでこ(額)・眉間、また首にできるものなど、しわができる部分や種類によって原因にも違いがあるようです。 ただ全ての「しわ」において共通する根本的な原因としては【皮膚の老化】にあります。 |
しわができる根本的な原因
目元・口元・おでこ・眉間・首など、「しわ」といっても様々な部分に生じますので、それぞれの部位によって原因の違いはありますが、根本的な原因は主として【皮膚の老化】であり、皮膚の真皮層にあり大切な働きをしている「コラーゲン」や「エラスチン」といったタンパク質の一種である物質が、加齢によって減少していくことで肌の弾力性が弱まり、潤いやハリが少なくなることによって生じやすくなります。
目尻、おでこ・額、眉間などにできる【表情じわ】
表情の変化によって目尻、おでこ・額、眉間などにできる、いわゆる【表情じわ】と呼ばれる種類のシワは、「表情筋」と呼ばれる筋肉の収縮によってできる凸凹が次第に戻りにくくなることによって起こるのですが、笑ったり、怒ったりなどといった感情や意思表示をする場合に、この表情筋を比較的大きく変化させたり、動かす頻度が多い人ではその傾向が癖となって、「しわ」を作り易くなっているようです。
紫外線や乾燥もシワの原因に
「しわ」を作ってしまう原因として、内的要因の根本的なものは【皮膚の老化】であると述べましたが、外的要因による影響としては【紫外線】や【乾燥】が非常に大きな問題となります。一般的に紫外線が肌にダメージを与えることによって引き起こされる肌トラブルというと、メラニンを生成させる作用から「日焼けによるシミ」と思われがちですが、紫外線が肌に影響を与えるのは「シミ」だけではありません。
紫外線の影響
紫外線を過剰に浴びる事によって、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどの大事な成分を分解してしまう酵素が増やすことで、結果的に潤いや弾力性が失われてしまい「たるみ」が生じて「しわ」も増えやすい肌質にとなってしまいます。
肌の乾燥
「しわ」が生じてしまう原因には肌の【乾燥】も大きな要因のひとつとされており、肌の水分が不足していくと角質層の表面が乾いて剥がれやすくなり、外部からのさまざまな刺激などに対するバリア機能が非常に弱い状態となり、紫外線の影響なども強力に受けてしまう事となります。
皮膚の弾力性やハリがなくなると「しわ」が出来やすい
また、角質層の表面が剥がれやすくなり隙間ができた状態では、表皮の水分が蒸発してしまいやすいので潤いが保てなくなり、肌は硬くなっていくの伴い弾力性やハリも少なくなるため、結果的には「しわ」が出来易い状態になってしまいます。
半身浴での健康と美容効果
半身浴をすることで、疲労回復やリラックス効果、冷え性の改善、じんわりと汗をかくことで毛穴を開き、老廃物を排出することでの美肌効果などが期待できます。半身浴はそもそも心肺機能に負担をかけずに入浴する方法でもあり、健康と美容の両方の面からも有効な効果が期待できるので、習慣的に実践したい入浴方法です。
半身浴をする場合のお湯の温度は体温より少し高めの38度前後くらいにして、20分から30分かけて行うのが効果的だとされています。それと正しい半身浴の基本は、常に胸から下だけをお湯に浸かるように心掛ける事が重要なポイントです。また、半身浴を終えた後は十分な水分補給も忘れないように注意しましょう。