コラーゲンと食べ物・食材

コラーゲンを含む食べ物・食材

コラーゲンを含む食べ物・食材などについての紹介。

コラーゲンはシワやタルミのない美肌を目指す女性にとって欠かす事の出来ない大切な成分のひとつなので、積極的に摂りたいものです。

コラーゲンを含む食べ物・食材としては、いろいろと豊富にあるのですが、代表的な食品として軟骨、手羽先、内臓、鳥や魚の皮などにはコラーゲンを多く含んでいると言われています。

重要な働きをするコラーゲン

コラーゲンコラーゲンもヒアルロン酸と同じで、そもそも私たちの体内で存在するタンパク質の一種です。具体的には、皮膚・骨・軟骨・内臓・血管・腱など、まさに身体中の至る部分に含まれていて、それぞれの部位で重要な働きをしてくれていますので、私たちの健康にとっては無くてはならない成分のひとつです。

コラーゲンの1日の摂取量

コラーゲンの特徴としては年を重ねていくといった老化に伴い、体内のコラーゲンも減少していくのですが、こういったところもヒアルロン酸と同じです。ちなみに、コラーゲンの1日の摂取量としては約5gとされていますが、一般的な食生活では不足しがちになると言われています。

コラーゲンを多く含む食べ物・食材

コラーゲンを多く含む食べ物・食材としては、先に述べたように鶏肉の軟骨・皮・手羽先・魚の皮などの他、牛すじ・うなぎ・豚足・フカヒレ・スッポンなどにも豊富に含まれています。牛すじ肉、又はカレイなどの煮魚を調理した際に、その煮汁が冷めてからゼリー状のように固まった、いわゆる「煮こごり」は、食材に含まれているコラーゲンが煮汁に溶けだして固まったものです。

ゼラチンはコラーゲンそのもの!?

ゼリー、ババロアといったお菓子の材料となっている【ゼラチン】ですが、ゼラチンの原料になっているのは主に牛の骨といった動物性たんぱく質であり、食品として摂取するゼラチンはコラーゲンそのものであるとも言えるようです。コラーゲンは水と加熱すると水に溶け出してゼラチンとなるのですが、先に述べた「煮こごり」も具体的な例のひとつです。

コラーゲンが身体に働きかける効能・効果

コラーゲンが身体に働きかける効能・効果としては、【肌に張りを与え、潤いを保つ】といった美肌関連での機能の他、【関節部分のクッション機能を回復させ関節痛を緩和する】【骨粗鬆症を予防】【肉体疲労・眼精疲労などの改善】【血圧の上昇を抑制】などに期待する事が出来るとされています。

サプリメントや健康食品などで補給

日常的な食生活で十分な量のコラーゲンを摂取するのが難しいときなどは、サプリメントやドリンクタイプの健康食品などが豊富に販売されていますので、そういったモノを利用するのも効果的な対策となります。

お肌の潤いを維持する天然保湿因子

天然保湿因子美しいお肌を保つためには日頃のお手入れが欠かせませんが、さまざまな肌トラブルの原因に関係している「肌の乾燥」には特に気を掛けてあげないといけません。肌の乾燥によって角質層の水分が失われていく事によって潤いが減少していきます。

角質層を形成している細胞には、【NMF】という天然保湿因子が存在していて、このNMFは水になじみやすく水分を保持するという特徴があり、角質間の水分を保持する働きをして、肌をみずみずしく保つという重要な役割を果たしています。